法然院
2009年 05月 22日
砂に水を映す感性って、粋だと思います。
【善気山 法然院萬無教寺 (通称:ほうねんいん)】
哲学の道を東へゆくと、
善気山のふもとに法然院が佇むのが見えます。
鎌倉時代初期に法然上人が庵をここに結んだのが始まりとされています。
苔生す山門をくぐると、
白砂を長方形に盛り上げた"白砂壇"が参道の左右に配置されています。
白砂壇のデザインにおけるコンセプトは「水」。
この間を通ると水によって心身を浄めた事になるんだとか。
ちなみに白砂壇のデザインは 4~5 日毎に変わります。
作成者に模様描きが任されているそうです。
早春には椿が山門付近に落ち、
赤と石畳の見事な色合いが人々の目を楽しませます。
また近くには侘びが良く効いた 「よーじやカフェ」 があります。
是非立ち寄ってみてください。
京都府京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30
京都市バス 南田町下車 徒歩5分
しばし水の流れに心を写し・・・
山門を出ます。春、ここら辺に椿が落ちるそうです。
ちょっと歩くと 「よーじやカフェ」 に着きます。畳です。額縁庭園です。
オーダしたのは抹茶ラテです。美味しかった~。
by hk_temple1978
| 2009-05-22 00:39
| 京都