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by hk_temple1978

永保寺

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池と橋と寺院が、永遠の均衡を保っていました。


【虎渓山 永保寺 (えいほうじ)】

 永保寺は 1313 年に武家である土岐氏から招きを受けた
 高僧・夢窓疎石によって開かれました。

 夢窓疎石は数多くの寺院を創建・再建しています。
 日本各地の寺院、権力者から引っ張りだこだったようです。
 また造園にも秀でており残した名園は数知れず。

 この永保寺は夢窓疎石が造園した庭園に囲まれて建っています。
 臥龍池と呼ばれる池を中心に作庭されており訪れる人の心を鎮めてくれます。
 また国宝に指定されている観音堂や開山堂は、
 軒の四隅が大きく反り上がった見応えのある造りです。

 私が訪れたのは連休の最終日。
 境内には散歩中の地元の人がちらほら。
 地域憩いの場なのでしょうね。

 臥龍池を中心に歩き回り、様々な角度から観音堂を眺めました。
 角度によりお堂は趣きを変えてゆきます。
 その姿があまりに見事であったため、思わず池を2周してしまいました。



岐阜県多治見市虎渓山町1-40
JR 中央本線 多治見駅下車 徒歩 30 分





 高台から臥竜池(がりょうち)を望むと、まるで鏡のようです。
 
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 では臥竜池を回ってみます。
 
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 池の中心に位置する無際橋。
 庭の景観と橋の曲線が相まって、均衡の取れた空間を作り出しています。
 
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 観音堂です。
 屋根の伸びやかな反り上がりは、天へと昇る竜を思わせます。
 
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 こちらは山の中腹に顔を覗かせている、座禅石と呼ばれる岩。
 夢窓疎石はこの岩に座ることを好み、境内をのんびり眺めていたそうです。
 
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 座禅石からの眺め。
 境内を一望できるスポットです。
 夢窓疎石は自分が作った庭園を見ながら、どんな思索に耽ったんでしょう。
 
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 開山堂です。観音堂とともに国宝に指定されています。 
 屋根の反り具合がやっぱり素晴らしいです。
 
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by hk_temple1978 | 2010-01-31 23:22 | 岐阜