日本のお寺や神社をご紹介するブログです


by hk_temple1978

カテゴリ:東京( 5 )

瑞聖寺

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向こう側には宇宙がある、そんな気がした初夏でした。



【紫雲山 瑞聖寺 (ずいしょうじ)】

 東京は白金台にある黄檗宗のお寺です。
 黄檗宗の開祖隠元の弟子、木庵が開きました。
 創立 1670 年とされています。

 黄檗(おうばく)宗は江戸時代初期に中国から来た隠元が開いた宗派です。
 隠元はインゲン豆やスイカ、レンコンなどを日本に伝えた人物としても有名です。


 隠元が来日時に多くの工匠や彫刻家をお供に連れてきたせいか、
 黄檗宗の寺院は意匠に独特の趣きがあります。
 中国(明)の建築様式はこんな雰囲気だったのかと、想像が膨らみます。

 セレブの街として知られる白金台の坂道を脇に入ると、
 驚くほど静寂に包まれた空間があります。
 すぐそこにある目黒通りの喧騒が嘘のよう。

 高層マンションに囲まれて、
 瑞聖寺は創建時の趣きを静かに守っていました。


東京都港区白金台3-2-19
都営三田線または南北線 白金台駅から徒歩 2 分


境内を散策したい方はこちら
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by hk_temple1978 | 2009-07-06 00:26 | 東京

築地本願寺

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家路を急ぐサラリーマン。
その隣、オリエンタルな本堂。
今宵の月はどう見える?



【本願寺築地別院 (通称:つきじほんがんじ)】

 浄土真宗における関東の拠点となっているお寺です。
 1617年、浅草に建立されたのが歴史の始まりとされます。
 2度の火災を経て、1934年に写真の本堂が再建されました。
 
 再建に尽力したのが、
 西本願寺第22世宗主の大谷光瑞と、建築家伊東忠太です。
 仏教の起源を求めシルクロードを旅した大谷は、伊東と中国で出会います。
 伊東は、日本寺院建築のルーツを探してギリシアへ向かう途中でした。

 この出会いがきっかけとなり、
 古代インド様式の寺院建築が建てられたのです。

 慌しく道を歩く人々、周囲を囲む高層ビル。
 古の流れを汲む仏教建築は、違和感無く溶け込んでいます。
 神秘的、近代的、なんというか、不思議な感じです。


東京都中央区築地3-15-1
地下鉄日比谷線築地駅から 徒歩 1分

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by hk_temple1978 | 2008-03-02 21:27 | 東京

増上寺

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車の音がウルサイなぁ。
人通り多いなぁ。

今、東京にいるんだなぁ。



【三縁山 増上寺 (ぞうじょうじ)】

 徳川家康が菩提寺と定めた、浄土宗大本山のお寺です。

 1393 年に創建され、今の芝の地には 1598 年に移築されています。
 家康の江戸幕府開府に伴い、菩提寺として大造営がなされました。
 しかし幕府が崩壊すると、財源を失います。
 境内の一部が現在の芝公園になるなど衰退してゆきました。
 そして東京大空襲で伽藍の大部分が焼失。

 ワタシは木造建築を焼いてしまう戦争が大嫌いです。

 今は再建が進み、かつての威厳が蘇りました。
 日が暮れると、背後の東京タワーがライトアップ。
 東京の今と昔を目の当たりにできます。

 東京駅からも近いです。
 出張の際はよくフラッと立ち寄って、念仏聞いて呆けます。



東京都港区芝公園 4-7-35
都営地下鉄 御成門駅または芝公園駅から徒歩 3分
JR京浜東北線 浜松町駅から徒歩 10分

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by hk_temple1978 | 2007-12-20 21:52 | 東京

池上本門寺

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構えてません。
来る人みんな受け入れる、憩いのお寺です。


お散歩ついでに手を合わすのって 『和』 を感じるよなぁ。




【長栄山 本門寺 (通称:いけがみほんもんじ)】

 池上本門寺は日蓮宗の大本山です。
 1282 年、開祖の日蓮が臨終の時を迎えた場所でもあります。
 第二次世界大戦で多くの建築を失っています。切ない。

 当日は JR 蒲田駅から池上線に乗り継いで参拝しました。
 池上線は閑静な住宅街を走ります。
 この路線は本門寺への参詣路線として開業されたそうです。

 商店街を抜けて総門をくぐり、96 段ある石段を登ります。
 近隣住民の散歩道になっているようでした。
 様々な年齢層の方々が、手を合わせていました。
 想いはそれぞれ、宗派もさまざま。
 でも、信じる心はみんな同じですね。 


東京都大田区池上1-1-1
東急池上線池上駅から徒歩 10分

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by hk_temple1978 | 2007-12-05 00:38 | 東京

柴又帝釈天

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歩けばもう、名作の中。

寅さんが愛し、愛された街、柴又。
昭和の原風景へ ようこそ。





【経栄山 題教寺 (だいきょうじ :通称 しばまたたいしゃくてん)】

 映画 『男はつらいよ』 でおなじみのフーテンの寅さんで知られる古刹です。
 寅さんは境内にある御神水を産湯にしたそうです。
 面白い設定ですよね。

 この二天門に辿り着くまでの参道は、
 昔ながらの昭和の香り。
 もちろん 『とらや』 もあります。
 脇を固める商店のご主人らが自主的に景観維持に努めているそうです。

 帝釈天はインド・バラモン教の神様。
 仏法を保護する存在とされています。
 門の奥にある帝釈堂には、日蓮本人が彫ったとされる板彫りの像が納められています。
 2ヶ月に一度の 『庚申の日』 に拝観できます。 

 柴又の駅には寅さん(の像)がいます。
 そこで、最後に有名な口上を映画からお借りします。

   "私、生まれも育ちも葛飾柴又です。
   帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します"


東京都葛飾区柴又7-10-3
京成電鉄柴又駅から徒歩5分

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by hk_temple1978 | 2007-08-19 22:20 | 東京