日本のお寺や神社をご紹介するブログです


by hk_temple1978

カテゴリ:岩手( 4 )

正法寺

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丸みを帯びた大きさが、私を包んでくれました。



【大梅拈華山 正法寺 (しょうぼうじ)】

 正法寺は1348年、東北で初めて曹洞宗寺院として開山されました。
 永平寺 総持寺 に続く、曹洞宗第三の大本山とされています。
 何度も火災の難を受けましたが、伊達家の庇護により存続しました。
 そのため、伽藍の随所に伊達家の家紋が施されています。

 山門をくぐり、視界に入るのは本堂(法堂)のとてつもなく大きい茅葺き屋根。
 日本一の大きさを誇るそうです。 
 この本堂の畳数は166畳。
 遮るものが無い空間に映える茅葺き屋根は、異次元のようでした。

 私が 「瓦屋根」 の寺院に感じるのは、
 重々しさや威厳、格調といった趣きです。
 そこで感じた趣きは建物の大きさに比例するようにも思えました。

 正法寺と相対した時は柔らかさを感じました。
 丸い、あったかそうな柔らかさです。
 日本人のふるさとを感じさせるからかも知れませんね。
 

 ちなみに別記事で既にご紹介していますが、
 天徳寺 高蔵寺 の茅葺き屋根もストライクな素敵さです。


岩手県奥州市水沢区黒石町字正法寺129
JR東北本線 水沢駅から 車で 15 分
JR東北新幹線 水沢江刺駅から 車で 10 分


伽藍を散策してみたい方はこちら
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by hk_temple1978 | 2009-01-21 01:51 | 岩手

盛岡天満宮

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啄木が青春時代を過ごした地です。
ここで読書すれば、いい歌が浮かぶかも。



【盛岡天満宮 (もりおかてんまんぐう)】

 岩手県盛岡市にある神社です。
 学問の神、菅原道真を祀っています。
 
 岩手県出身の歌聖、
 石川啄木がよく散策に訪れた場所としても知られています。
 啄木は 9 歳からの 8 年間、盛岡で暮らしていました。 

 彼はやんちゃな性格だったようで、
 中学時代はカンニングが見つかって、学校から退学勧告を受けたそうです。
 それを機に、中学を退学して上京したとのこと。
 26 歳で亡くなった哀愁の歌人といったイメージがあるんですが、
 なんだか身近に感じるエピソードですね。
 
 写真の手前は狛犬。
 愛嬌ある顔は啄木にも愛されたようです。
 (狛犬の顔は下段の "狛犬の顔はこちら" をクリックして下さい)

岩手県盛岡市新庄町5-43
岩手県交通バス 盛岡駅前から天満宮前下車 徒歩5分


狛犬の顔はこちら
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by hk_temple1978 | 2008-05-19 00:28 | 岩手

中尊寺

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奥州平泉、夢のあと。

眩い光を放ち続け、まもなく千年。
これからの千年も、金色堂は光り続けます。




【関山 中尊寺 (ちゅうそんじ)】

 およそ1150年前に慈覚大師円仁によって開山されました。
 円仁は天台宗(最澄が開祖)を代表する僧侶です。
 この方が開かれたお寺は東北で300以上もあると言われ、
 その中には先にご紹介した山寺や、宮城の瑞巌寺も含まれます。

 このお寺を隆盛させたのは奥州藤原氏。平安時代です。
 多くの堂塔伽藍が建立されました。
 かの名高い金色堂も同時期に建てられています。
 現在金色堂は、画像奥に見える ”新”覆堂 の中で風雨から守られています。


 鎌倉時代、藤原氏の滅亡と共にその隆盛も終わりを告げました。
 しかし金色堂は外面を覆うお堂 『覆堂』 により、輝きを守り続けられたのです。

 そして江戸時代。
 かの俳聖が金色堂に出会います。

    五月雨の 降残してや 光堂

 500年以上の時を超え、芭蕉は光の前で詠んだワケです。

 2009.06.29 追記

  四寺廻廊の一寺を担っています。

   四寺廻廊は
   松島の瑞巌寺、山寺の立石寺、平泉の中尊寺と毛越寺が協力して始めました。
   慈覚大師円仁が開山であることが共通項です。
   『この四寺を巡礼して大願成就しましょう』というものだそうです。
   江戸時代に松尾芭蕉も奥の細道で訪れています。

岩手県西磐井郡平泉町衣関202
JR東北本線 平泉駅から 徒歩15分


もう少し散策したい方はこちら
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by hk_temple1978 | 2007-07-11 21:00 | 岩手

黒石寺


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夏の始まりに伺いました。
『よく来たね』 と迎えてくれました。

夏を、緑に囲まれて感じたいなら是非コチラへ。





【妙見山 黒石寺 (こくせきじ)】

 およそ1250年前に開山された、東北を代表する天台宗の古刹です。
 この一帯には48もの堂塔伽藍があったのですが明治の火災で焼失。
 全盛時を想像出来ないほどに、ひっそりとしています。

 お堂の前には、2匹のカワイイ狛犬がいます。
 鉄製です。珍しい。
 足が太くて顔が丸い。愛嬌満点。
 
 黒石寺の名前は慈覚大師円仁が名づけたそうです。
 その当時、付近の山に黒い石(蛇紋岩)が多かったから、黒石寺。
 時間がゆっくり流れるお寺。
 東北のお寺って急いでません。
 人や周りの風景がそうだからでしょうか。



岩手県水沢市黒石町字山内17
JR水沢江刺駅から 車で20分


本堂はこちらからどうぞ
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by hk_temple1978 | 2007-06-30 11:21 | 岩手