日本のお寺や神社をご紹介するブログです


by hk_temple1978

詩仙堂

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過ぎようとしている夏が、止まって見えました。



【六六山 詩仙堂 (しせんどう)】

 寺号は丈山寺といいます。
 文人・石川丈山(1583~1672)の庵です。
 丈山は家康に仕える三河(愛知)出身の武士でした。
 しかし大坂夏の陣で、抜け駆けの軍律違反に問われ京都に隠遁。
 1641 年にこの詩仙堂を建て、
 以降文人として悠々自適、詩歌三昧の生活を送ったと言われています。

 南向きに開ける庭園を、畳の奥から眺めてみます。
 すると、柱や上段の障子とのコントラストによりいっそう深みが増して見えます。
 私の好きな構図です。
 座ってるだけで、アタマの中を真っ白にできます。

 庭園には鹿おどしがあり、これは丈山が考案したものだそうです。
 鹿おどしの正式名は僧都または添水(そうずと呼びます)。
 水の重さでカコーンと竹が石を打つ、アレのことです。

 私は拝観開始の 9:00 を待って入りました。
 他には数人の参拝客だったため、ゆっくり庭園を眺めれました。
 秋は混雑するんだろうなぁ・・・ 

 外人のお客さんに、住職が英語で説明してたのが印象的でしたね。

 ちなみに最寄のバス停は 『一乗寺下り松町』 。
 武蔵が吉岡一門と戦った伝説の場所です。

京都市左京区一乗寺門口町27
市バス一乗寺下り松町から 徒歩10分


角度を変えてもう3枚。
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by hk_temple1978 | 2008-08-16 05:17 | 京都

正乗寺

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緑が床に広がりました。



【金峰山 正乗寺 (しょうじょうじ)】

 平安時代の 866 年から歴史が始まりました。
 その後 1425 年に由利十二頭の子吉氏の菩提寺となるも衰退。
 1625 年、六郷氏が再び開山し現在に至ります。

 写真の本堂は 1800 年に再建造されたものです。
 秋田の田園地帯に、意外な歴史的建築があってびっくりしました。
 堂内から見える山水の庭園に心静まります。

 本堂の廊下天井には昇降龍図が描かれています。
 本荘藩お抱えの絵師、松田松洞による 1851 年の作だそうです。
 
 この下で手を叩くと、天井と床が共鳴するため、龍が鳴く様な音が響くそうです。
 叩いてみたら 『ビィーン』 と響きました。
 これが龍の声というワケです。

 お堂に入らせてもらった時、床に映る緑が私の心を静めました。
 この小さな発見は、ずっと心に残るだろうなぁと思いました。


秋田県由利本荘市藤崎字藤代131
由利高原鉄道 薬師堂駅から 徒歩10分


龍や山門はこちらからどうぞ。
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by hk_temple1978 | 2008-07-07 01:37 | 秋田

金閣寺

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ザ・日本。
ジャパンはこちらです。



【北山 鹿苑寺 (ろくおんじ)】
 
 歴史は 1224 年から。
 藤原(西園寺)公経が建立した「西園寺」と山荘「北山第」がルーツです。

 寺院は西園寺家の衰退と共に隆盛を失いました。
 その後、1397 年に足利 3 代将軍義満がこの地を譲り受け、造営。
 "金閣寺" という呼び名はここらへんから始まったそうです。

 応仁の乱による焼失、昭和の放火事件を乗り越え、現在の輝きに至ります。

 いつでも沢山人がいます。
 外国人も日本人も関係ありません。
 ここは世界の縮図?

 もしかしたら日本一グローバルなスポットなのかも知れません。


京都府京都市北区金閣寺町1
京都駅から市バス101または205系統にて金閣寺道下車 徒歩3分


その他の金ピカはこちら
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by hk_temple1978 | 2008-06-16 23:13 | 京都

建仁寺

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苔の緑に禅を感じました。
禅って感じるものなのかなぁ。



【東山 建仁寺 (けんにんじ)】

 建仁寺は建仁2年(1202年)に将軍源頼家が寺域を寄進し、
 栄西禅師を開山として建立されました。
 京都で最初の禅寺とされています。

 室町時代には京都五山の第三位にも制定されています。
 五山制度とは、時の権力者がお寺に格を与えたものです。
 このことから建仁寺は為政者との結びつきが強かったことがうかがえます。

 また、近辺に在る高台寺や八坂の塔は建仁寺の末寺だそうです。 
 当時の隆盛は相当なものだったんでしょうね。

 写真は方丈。
 中心の庭を回遊するように建てられています。
 様々な角度から庭を眺めていたら、流れる時間を忘れてしまいました。

  ・京都五山 [きょうとござん]
    京都にある臨済宗の五大寺の称。
    時代により順位は変動するも1410年、以下に落ち着いている。
    南禅寺が五山の上に位置する『五山之上』。
    その下に天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺の序列が定められた。
    足利氏にて選定。


京都府京都市東山区小松町584
京阪電車 四条駅より 徒歩 7分


建仁寺を散策したい方はこちら
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by hk_temple1978 | 2008-06-01 11:42 | 京都

明月院

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丸い向こうに見えたのは

庭園だったり、自分だったり、あなたへの想いだったり。



【福源山 明月院 (めいげついん)】

 1160 年からの歴史を持つ、臨済宗建長寺派のお寺です。

 はじめ、「明月庵」 という名前で創建されました。
 その後、北条時頼が同じ地に 「最明寺」 を建立。
 そして時頼の子である北条時宗が、
 最明寺を前進にして 「禅興寺」 というお寺を建てます。

 この明月院は禅興寺の塔頭として残りました。
  (塔頭:主となるお寺の敷地内に建てられた小院)

 あじさいの寺として有名です。
 シーズンには沢山の観光客が訪れます。
 また、1年を通して様々な種類の花が咲くため、
 散策するにはもってこいです。

 写真は本堂。
 畳に座して円形の奥に "何か" を見つけてください。


神奈川県鎌倉市山ノ内189
JR北鎌倉駅から徒歩 10分

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by hk_temple1978 | 2008-04-27 22:17 | 神奈川

宝泉院

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額に飾られた庭です。
アートな気分になっちゃいます。



【宝泉院 (ほうせんいん)】

 天台宗のお寺です。
 京都の大原にあります。
 隣接する勝林寺の僧坊として建てられました。
 平安末期からの歴史をもっています。
 (僧坊:僧の住む建物)

 院の奥へ進むと、盤桓園(ばんかんえん)という庭を鑑賞できる部屋に辿り着きます。
 盤桓とは 『立ち去り難い』 という意味だそうです。
 この部屋でお抹茶を頂きながら庭を眺めます。
 柱と柱の間に庭が見えるさまが、額縁に入った絵の様です。
 それでつけられた別名が 『額縁の庭園』 。
 ストレートなネーミングですねー。

 私が訪ねた時は、
 休日だったこともあって参拝者で大賑わいでした。
 でも、庭を眺めてお抹茶をすすると心が静かに。
 不思議なものです。



京都府京都市左京区大原勝林院町187
JR京都駅から京都バス大原行きで60分 大原バス停下車 その後徒歩10分


朝早くゆかないと・・・
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by hk_temple1978 | 2008-03-25 23:08 | 京都

高桐院

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なんでこう、立ち止まりたくなるんだろう。
通り過ぎてしまうのが、惜しい。



【高桐院 (こうとういん)】  

 明けましておめでとうございます。
 本年も宜しくお願いします。

 さて、高桐院のご紹介です。 
 臨済宗大本山、大徳寺(ここから歩いて5分のお寺)の塔頭のひとつです。
  (塔頭:主となるお寺の敷地内に建てられた小院)
 1602 年に千利休の高弟、細川忠興によって建立されたそうです。
 細川家の菩提寺となっています。

 この方は、後世 『利休七哲』 のひとりとして称えられたそうです。
 茶道に秀でた武将。 戦国時代の文武両道ってトコロでしょうか。

 この寺院の庭園は必見。
 春夏秋冬でその趣きはガラリと変わります。
  (私が赴いたのは冬だけですが。)
 敷き詰められた苔が何とも言えずいい塩梅。
 仙台の円通院に通じる風情です。

 しかしながら、私は写真にある石畳が好きです。
 歩を進めるのが惜しいくらいの 『和』 を感じる事ができます。
 次は紅葉の時期に行きたいなぁー。

 あ、お抹茶も頂けますよ~。
 

京都市北区紫野大徳寺町73-1
JR京都駅より京都市バス 大徳寺前 下車 徒歩約10分


高桐院 Gallery はこちらから。
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by hk_temple1978 | 2008-01-04 21:12 | 京都

円通院

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ゆっくり歩く時間、忘れてました。

立ち止まって、振り返って、少し考え事をして。
ここは東北の "哲学の道" 。


【円通院 (えんつういん)】

 松島に佇む、臨済宗妙心寺派のお寺です。

 伊達政宗の嫡孫、光宗を祀っています。
 光宗は若くして文武に長けていたそうで、
 政権安定を目指した徳川家に睨まれていたとか。
 そして、光宗は江戸城内で19歳という若さで亡くなります。
 病死とも毒殺とも伝えられています。

 そんな悲しい物語を背負うこのお寺ですが、
 現在は趣き深い庭園で観光客の眼を楽しませています。
 京都は龍安寺を思わせるような枯山水の庭園、茅葺きの本堂。
 お隣の瑞巌寺に隠れがちですが、とっても落ち着く good temple です。


宮城県松島町松島字町内67
JR松島海岸駅から徒歩 15分


こちらから散策を開始しましょう~
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by hk_temple1978 | 2007-10-16 01:40 | 宮城