大乗寺
2009年 04月 30日
凍てつく寒さは、修行の一部。
心を磨く大事な要素です。
【東香山 大乗寺 (だいじょうじ)】
金沢市街から少し離れた、
野田山という小高い山に建つお寺です。
1263年からの歴史を持ち、曹洞宗第二の本山とも言われています。
大乗寺では雲水と呼ばれる僧が日々修行を積んでいます。
このお寺は規矩と呼ばれる厳しい修行規則が残り、
「伽藍瑞龍、規矩大乗」という言葉で称えられています。
これは寺院建築の美しさは富山の瑞龍寺が素晴らしく、
修行の厳しさは大乗寺が抜きん出ている、という意味です。
私が訪れた際は、雲水の姿は見かけませんでした。
座禅中だったようです。
お寺の中は床がピカピカに磨きこまれていました。
厳しい修行の一部を見れた気がします。
大乗寺のようなお寺に参拝すると、心が磨かれる気がします。
寺院探訪の醍醐味です。
石川県金沢市長坂町ル-10
JR金沢駅から路線バスで30分 平和町前バス停下車 野田山方面へ徒歩15分
山門です。赤門とも呼ばれています。
左右を守る仁王像は修繕中のため留守でした。
赤門の向こうには法堂が見えます。
鐘鼓楼(しょうくろう)。鐘が2階に配置されています。
大乗寺は敷地はさほど広くありませんが、伽藍構造が綺麗です。
法堂。この奥では雲水が座禅中でした。
(坐禅の模様は拝見できませんでしたが)
by hk_temple1978
| 2009-04-30 01:49
| 石川